ポップス黄金時代~ Popular Hit Parade ~

1950年代から現代までの、洋楽ポップス・ヒストリーを華やかに彩った偉大なるアーティスト達と、その時代に輝く名曲の数々を辿って参ります。
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ポップス黄金時代のマジカルミステリーツアー!

 1950年代中盤にロックンロールという新しい若者の音楽が誕生してから
 一斉に花開いた黄金の洋楽ポップスを彩った偉大なるアーティスト達の足跡を
 '50年代、'60年代、'70年代と時代を追って辿って参りましょう。
 そこには現代につながるポップスの原点となっている素晴らしいメロディライン
 やコード進行を持っている宝石の様な名曲の数々があります。

 参考にして頂く為にYouTubeの映像とリンクさせて頂いていますが、中には
 短期間で削除されるものもありますので、その際は悪しからずご了承下さい。
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「プリーズ・ミスター・ポストマン」は、アメリカの黒人女性コーラスグループ/マーベレッツが、当時まだ設立初期だったモータウン・レーベルから1961年にリリースしたヒット曲として、またそのマーベレッツのヒット曲をビートルズがカバーした事で、特に有名になった曲です。

特に日本では、マーベレッツのヒット曲としては知らなくても、ビートルズとして知っているという方が沢山居るという曲の代表作でしょうね。

またこの曲がジョンのボーカルにぴったりマッチしており、カバー楽曲のセンスもさすがビートルズ、と唸らせるくらいの出来栄えです。

また、1975年にはカーペンターズもカバーして、いかにもカーペンターズらしい粋なアレンジが施されておりまして、これまた大ヒットしました。


「プリーズ・ミスター・ポストマン」~オリジナル音源

「プリーズ・ミスター・ポストマン」~ビートルズのカバー

「プリーズ・ミスター・ポストマン」~カーペンターズのカバー/プロモフィルムより

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ベルモンツと別れてソロとして独立したディオンが、1961年に放ったNo.1ビッグヒット、そして最も彼を代表する作品と言われるのがこの「浮気なスー」です。

まずは「僕の悲しい物語を聞いてくれ」というスローなバースで始まり、一転してバック・コーラスに乗ってディオンがリズミカルなテンポで歌うこの曲は、やはり全体として文句の付けようのない出来栄えとなっておりまして、数あるオールディーズ・ヒットナンバーの中でもこの時代を代表する曲のひとつに挙げられるのも当然でしょう。

またこの曲では、バックコーラスがとても効果的で重要な役割を果たしておりますので、このバックコーラス無しではこの曲は成立しません。

ですからベルモンツとしてリリースしていても良かったのに、なんてつい思ってしまいますね。


「浮気なスー」~オリジナル音源

この「ビッグ・バッド・ジョン」は、カントリー系のシンガーであるジミー・ディーンが1961年の秋にリリースし、全米No.1ヒットとなった曲です。

この曲は歌というよりは、大半がジミー・ディーンの低いバリトン・ボイスの語りで進行する物語となっており、これでNo.1となったのですから、その辺がアメリカなんですね。

その語りの内容は、というと、チョイワルの大男ジョンが炭鉱事故に遭って死んでしまうという物語になっていて、曲の中でずっと聞こえる炭坑のツルハシの音がしっかりと効果を上げています。


「ビッグ・バッド・ジョン」~オリジナル音源

この「忘れたいのに」という曲は、オリジナルがヒットしてから何年も後になって、モコ・ビーバー・オリーブという'60年代後半の深夜放送族のアイドルとなった女性トリオが日本語バージョンでヒットさせた事は、まだ記憶に鮮明に残ってる方が多いのではないでしょうか。

オリジナルの方は、パリス・シスターズという3人の女性コーラスグループがまだ新人だった頃の1961年にヒットさせた楽曲で、フィル・スペクターの初期のプロデュース作品でもあります。

この「忘れたいのに」という邦題は、「忘れたい、あなたの事を、思い出しても苦しいだけ」という日本独自で書かれた詞の内容から来てる訳で、オリジナルの歌詞の方は仲良く上手く行ってる二人の甘いラブソングになっておりまして、全く「忘れたいのに」という内容ではないのです。


「忘れたいのに」~オリジナル音源

「忘れたいのに」~モコ・ビーバー・オリーブ/こちらの方が懐かしいかも

「悲しきスクリーン」は、カントリー系の女性シンガー、スー・トンプソン1961年のヒット曲で、今でも彼女の代表作として挙げられる曲です。

このゆったりとしたミドル・テンポのカントリー・タッチの曲は、「彼が仕事だというから一人で映画を見に行ったら、その彼と私の親友が一緒に入って来て、二人は私に気付かずにすぐ前に座り、そして二人がキッスをしたりして、私はそれを見て死んでしまうかと思う位悲しくて泣いてしまった。家に帰って母がどうしたのと聞くから、悲しい映画だったと嘘をついた。」というけなげな歌詞の内容で、明るいタッチのメロディと、ちょっぴり悲しい乙女心、という所が良かったのです。

原題が「Sad Movies」ですから直訳すると「悲しい映画」なのですが、邦題を「悲しきスクリーン」とした所がひと工夫あって、なかなかニクイですね。


「悲しきスクリーン」~オリジナル音源

ヘイリー・ミルズは、イギリス出身で早くから映画界で活躍していた名子役です。

その彼女が映画の中で歌った「レッツ・ゲット・トゥギャザー」は、1961年に公開されたウオルト・ディズニーのコメディ映画「罠にかかったパパとママ」の主題歌としてシングルカットされ、ヒットしていますが、日本でもこの映画の公開と同時に彼女の名前をポピュラーにした曲です。

曲調は、いかにもといった感じの2分足らずのこの時代の屈託の無い10代向けのポップスなのですが、作詞・作曲は何と、ディズニーと専属契約をしていたリチャードとロバートのシャーマン兄弟です。

シャーマン兄弟と言うと、ミュージカル映画の「メリー・ポピンズ」や「チキチキバンバン」、ディズニーランドの「イッツ・ア・スモール・ワールド」といった普遍的で良質な作品を数多く生み出して来た名コンビなのですが、こういった曲を書くのも朝飯前という感じの、見事なティーンエイジ・ポップスです。


「レッツ・ゲット・トゥギャザー」~オリジナル音源

「レッツ・ゲット・トゥギャザー」~映画「罠にかかったパパとママ」より/映画の中では双子という 設定でした

レイ・チャールズが1961年にリリースし、彼自身が放った2曲目の全米No.1ヒット曲となったのがこの「旅立てジャック」です。

女性コーラスとレイのやり取りで進行して行くという、当時のレイ・チャールズの作品で良く使われていた手法で構成されており、ブルージーながらぐんぐん乗せて来るというアップテンポナンバーになっています。

'60年代に入ると、こういったブルージーでかつゴスペル風の黒人音楽のナンバーが、アメリカではどんどん市民権を得て行ってヒットチャートに登場する様になり、ポピュラー音楽界を賑わせています。


「旅立てジャック」~当時のTV映像より

ポール・アンカの日本でのおなじみのヒット曲がまた出て参りました。

この「電話でキッス」は1961年にポール・アンカがヒットさせた作品ですが、本国アメリカよりも特に日本でのこ曲の認知度は抜群で、誰もが日本語カバーで歌ってたという位におなじみになった曲です。

特にサビの「♪電話でね、(チュッチュ)、ウウ~ウ~、キッシンオンザフォン、ウウ~ウ~、やっぱりね、電話じゃもの足りない♪」という部分は、オールドファンなら誰でもこの歌詞が自然に出て来て口ずさめる、そんな曲なんですね。

電話で彼女にキッスを贈るという、そのキッスの「チュッチュ」という音が歌詞に盛り込まれていて、これまた効果抜群、当時の若者が思わずニヤリとして聞いてしまった、そんな曲でした。


「電話でキッス」~オリジナル音源

「シェリー・電話でキッス・トラブル/メドレー」~ダニー飯田とパラダイスキング&九重佑三子と坂本九

ロイ・オービソンは1950年代中盤にデビューしたロカビリー・シンガー・ソングライターで、イギリス公演の際にデビューしたばかりのビートルズとすぐに親しくなり、彼らにも多大なる影響を与えた一人だと言われています。

ロックンロール・シンガーながら、ちょっとメロウなムードで伸びやかに歌うボーカル、彼独特の泣き節とも言われますが、それがロイ・オービソンの個性でした。

この1961年のヒット曲「クライング」も丁度そういうイメージで、彼の泣き節がとても良く出ております。

このロイ・オービソンも、エルビス・プレスリーやカール・パーキンスと同じく、最初はSUNレコードからデビューしており、そこから巣立ったロックンロール・シンガーでした。


「クライング」~ロイ自身をトリビュートしたライブの模様より


このタイトルの「ハート」の意味は「心」ではなく「傷つく」方の「Hurt」。

これは、1961年にリリースしたティミ・ユーロのデビューヒット曲ですが、彼女の声を聞いて頂くと良く分かるのですが、当時、若干二十歳過ぎの女性ながら、黒人女性ばりの太い声とブルージーなフィーリングでスローバラードを堂々と歌い上げておりまして、デビューと同時に多くのリスナーの度肝を抜いております。

新しい女性に恋をしてしまった貴方は私を随分傷つけたけど、私はまだ貴方を愛してるから貴方を傷つけないわ、そんな歌詞の内容をスローなテンポに乗せて歌う彼女のボーカルは、その辺の可愛い子ちゃん歌手とは全く別物で、デビュー作ながらすでに一種の風格さえ感じてしまいます。


「ハート」~オリジナル音源

「ハート」~比較的最近のステージの模様

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