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ポップス黄金時代~ Popular Hit Parade ~

1950年代から現代までの、洋楽ポップス・ヒストリーを華やかに彩った偉大なるアーティスト達と、その時代に輝く名曲の数々を辿って参ります。
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1961年に入って、またまたオーケストラのインストもののチャートNo.1ヒット曲が生まれています。

それはローレンス・ウェルクの「夢のカルカッタ」。

軽快なテンポと明るいメロディに乗せて、万人を楽しませる作品となっている所がヒットした要因なのでしょう。

ですからダンス・ミュージックにも最適です。

この曲は、珍しくハープシコードをフューチャーしておりまして、途中でアコーディオンも登場するという、楽器編成もなかなか時代を感じさせて楽しいですね。

所で、カルカッタってどこの国にある都市なの?~はい、インドです。


「夢のカルカッタ」~TV映像より

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オーケストラのインストものがヒットチャートを賑わせた、というのが’60年代のポップス界のひとつの特徴でもあった訳ですが、ここでまた一つオーケストラものとして、1960年の終りから’61年の初頭にかけて、ドイツのベルト・ケンプフェルトの「星空のブルース(Wonderland By Night)」がヒットしています。

ベルト・ケンプフェルトは言わばドイツ版ビリー・ボーンといった所でしょうか。

このは「星空のブルース」は、当時の日本でもかなりのヒットとなっており、以降、色んなラジオ番組などでテーマ音楽としても良く使われていました。

特にブルースの形態は取ってはいないのですが、少し哀愁を帯びた楽曲に「・・・のブルース」という邦題を付けるのが当時からどうも日本では流行りだった様です。

この曲は一種のヒーリング・ミュージックの要素を持っており、すっかりおなじみとなった冒頭のトランペットのメロディと、ゆったりしたリズムが聞こえてくると、すっかり心なごみますね。


「星空のブルース」~オリジナル音源

最近では音楽ファンの間でも余り語られる事が無くなったイージー・リスニングというジャンルですが、1960年代には大いにもてはやされており、様々な楽団のインストものがヒットチャートを賑わせておりました。

その中でパーシーフェイスと並んで2大巨頭に挙げられるのがビリー・ボーン。

1960年のイギリス映画「恐怖のサーカス」の主題曲「星を求めて(Look For A Star)」のカバー・バージョンも、イントロのギターのミュート・アルペジョが聞こえて来た瞬間からもうすっかりおなじみ、と言えるサウンドになっています。

この曲はメロディがとにかく奇麗な楽曲ですから、前半のストリングスのメロディを聞いてるだけで気持ちがスーッと落ち着くのが分かりますね。

この「星を求めて(Look For A Star)」のヒットでもう一つ、ゲーリー・マイルスのボーカル・バージョンもあります。

やはり人の声という個性は強いもので、インストゥルメンタルと歌もので印象がこれだけ違うんですね。


「星を求めて(Look For A Star)」~ビリー・ボーン楽団

「星を求めて(Look For A Star)」~ゲーリー・マイルス


この曲こそ永遠の「夏」のテーマと言えるでしょう!

イントロのフルートとピアノによるゆったりとした3連譜で始まり、美しく爽やかなストリングスのメロディが流れ出した途端に、誰もがあのまばゆいばかりの「夏」にいざなわれるのです。

パーシー・フェイス・オーケストラの代名詞ともなったこの曲は、マックス・スタイナー作のとても美しいバラードで、オールド・ファンには懐かしくて堪らないトロイ・ドナヒューとサンドラ・ディー主演で1959年に封切られた映画「避暑地の出来事」の主題曲として、翌1960年には9週連続アメリカのヒットチャートのNo.1となるという爆発的なヒットを記録しており、勿論ミリオンセラーにもなっています。

また、'60年のグラミー賞のレコード・オブ・ザ・イヤーにも輝いておりまして、それ以降、レターメンやベンチャーズなど数々のカバー・バージョンを生んでいます。

'50年代から'60年代では、オーケストラのインストゥルメンタルものがヒットチャートに登場して賑わせる、という良き時代でもありました。


「夏の日の恋」~オリジナル音源


「夏の日の恋」~当時のTV映像/指揮をしているパーシー・フェイスが見れる貴重版!


オールド・ファンにとって忘れる事の出来ないポピュラー・オーケストラの代表格と言えば、このビリー・ボーン楽団の名前が真っ先に挙げられるのではないでしょうか。

イントロを聞いただけで「あ、ビリー・ボーンだ!」と分かってしまうオリジナリティ溢れる素敵なアレンジと独特のオーケストラ・サウンドは、「イージーリスニング」というジャンルを確立させたというとても大きな功績があり、もう一つの代表として挙げられるパーシー・フェイス・オーケストラと共に、これからも永遠に愛聴されて行く事でしょう。

そのビリー・ボーン楽団の代表曲であり、1958年に放ったNo.1ヒット曲が「浪路はるかに/Sail Along Silvery Moon」です。
この曲は冒頭のサックスのハーモニーが始まると、心地よいサウンドに思わず全身がリラックスしまいます。

ビリー・ボーンのヒット曲には他に、ビブラホンをフューチャーした「真珠貝の歌/Pearly Shells」や、ギターをフューチャーした「峠の幌馬車/Wheels」などがあり、どれもおなじみの名曲揃いです。


「浪路はるかに」~オリジナル音源


「真珠貝の歌/Pearly Shells」~オリジナル音源


「峠の幌馬車/Wheels」~オリジナル音源


「Swingin' Safari」~オリジナル音源



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