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ポップス黄金時代~ Popular Hit Parade ~

1950年代から現代までの、洋楽ポップス・ヒストリーを華やかに彩った偉大なるアーティスト達と、その時代に輝く名曲の数々を辿って参ります。
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ハイウェイメンが1961年にリリースしてアメリカ中でヒットし、全米チャートで見事No.1を獲得した「漕げよマイケル」は、日本に入って来たアメリカン・フォークミュージックの中でも特に有名になった曲のひとつでしょう。

このハイウェイメンもアメリカの大学生5人で結成されたグループですが、この頃アメリカでは全米でカレッジ・フォーク・ブームの嵐が吹き荒れており、各大学のキャンパスで盛んにフォーク・コンサートが開かれておりまして、キングストン・トリオやブラザーズ・フォアを始めとして数多くのフォークユニットが大学から誕生してプロ・デビューしていました。

この時代は、ロックンロールはティーンエイジャーが夢中になって騒ぐもので、大学生はちょっとスマートにフォーク・ミュージック、という図式があった様です。

この「漕げよマイケル」は、原曲が黒人霊歌で、旧約聖書の「エジプト脱出記」の中で出て来るヨルダン河を下る話が元になっておりまして、ハイウェイメンはとても敬虔な気持ちを込めて清く美しく歌っております。

この曲が大ヒットした後に、数々のフォーク・グループに取り上げられる様になりまして、数多くのカバー・バージョンを生んでいます。


「漕げよマイケル」~ハイウェイメン

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キングストン・トリオにより口火が切られたモダン・フォーク・ブームにまた1つ、ブームの主役となるグループの登場です。
1960年の春、シングル「グリーンフィールズ」で、ワシントン大学出身の男性4名のフォーク・グループ「ブラザーズ・フォア」が鮮烈なデビューを飾っています。

この「グリーンフィールズ」は、全米のヒットチャートでNo.1にはなれませんでしたが、2位を4週続けるというかなりのヒットとなりました。

アコースティックギターのシンプルなアルペジョで始まり、静かに歌い出すブラ・フォー4人。
彼らの人気が決定的になった瞬間でした。

これ以降、彼らはポピュラー寄りのフォーク・グループとして、特に全米の大学で高い人気を誇っており、アメリカのカレッジ・フォークの元祖とも言われています。

この曲は元々、ウイーバーズ出身のテリー・ギルキーソンのグループ「イージーライダーズ」のオリジナルとしてギルキーソンと2人のメンバーにより作られたものです。

ブラザーズ・フォアで大ヒットしてからは、本家よりもブラ・フォー・バージョンの方がすっかりメジャーになってしまいました。

デビューしたこの1960年の末には、ジョン・ウエイン主演の西部劇映画の大作「遥かなるアラモ」の主題歌「遥かなるアラモ/The Green Leaves Of Summer」もリリースしてヒットさせています。

これ以降、ブラ・フォーの若々しいイメージの代名詞として「グリ-ン」という言葉が良く使われる様になっています。


「グリーンフィールズ」~オリジナル音源


「グルーンフィールズ」~2002年のライブ映像より/オリジナルメンバーは2人。


「遥かなるアラモ」~2002年のライブ映像より


1950年代後半のアメリカで起こったモダン・フォーク・ブームの火付け役としてとても重要な役目を果たしたグループ、それがキングストン・トリオでした。

彼らは1957年にデイヴ・ガード、ボブ・シェイン、ニック・レイノルズという西海岸の3人の大学生で結成されています。

当時のモダン・フォーク・ブームは、アメリカの各地に伝わる古いフォーク・ミュージック(いわゆる民謡)を掘り起こし、現代流に焼き直して歌とギターやバンジョーを中心としたアコースティックな楽器で演奏するというもので、主に大学生の間で流行っていました。

そして、キングストン・トリオは1958年にキャピトル・レコードと契約し、ファースト・アルバム「The Kingston Trio」を発表します。
そのアルバムから「トム・ドゥーリー」がシングル・カットされたのですが、この「トム・ドゥーリー」がやがて全米No.1というビッグ・ヒットとなり、一気にフォーク・ブームが到来する事になります。

'60年代に入るとデイヴ・ガードが脱退し、その後任にジョン・スチュワートが加入します。
このジョン・スチュワートは後に、モンキーズのヒット曲としておなじみの「デイドリーム・ビリーバー」の作者としても名を馳せています。

キングストン・トリオは、メンバーチェンジを繰り返しながら数々のヒット曲を生んで行き、一旦解散してしまいますが後に再結成され、40年以上経った今も尚ステージ活動が続けられているのですから、その息の長さは驚異ですね。

彼らには「花はどこへ行った」や「グリーンバック・ダラー」など、これがキングストン・トリオだ、という名演が数多くありまして、今でも当時のフォークミュージックの魅力を教えてくれています。


「トム・ドゥーリー」~1958年のオリジナル音源


「花はどこへ行った/朝の雨」~アンディ・ウイリアムズ・ショーのステージより


「M.T.A.」~TVショーのライブより


「Greenback Dollar」~オリジナル音源


「メドレー:さすらいの賭博師/ジス・トレイン」~TVショーより


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