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ポップス黄金時代~ Popular Hit Parade ~

1950年代から現代までの、洋楽ポップス・ヒストリーを華やかに彩った偉大なるアーティスト達と、その時代に輝く名曲の数々を辿って参ります。
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1950年代の後半にブームとなったフォークソングですが、それにはその先駆者と言うべきアーティストがいます。

その元をたどれば、どうしても「アメリカのフォークソングの父」と呼ばれる「ウディ・ガスリー」に行き着きますし、そのウディの元で歌う様になり、第2次大戦後まもなく活動を始めた元祖フォークグループ「ウイーバーズ」がいます。

ウイーバーズは戦後間もなく活動を開始しますが'50年代になると解散し、その後、メンバーはそれぞれが様々な活動を行っています。
中でも「花はどこへ行った」の作者・ピート・シーガーなどの活躍は特に有名ですね。

ウイーバーズのオリジナルメンバーのテリー・ギルキーソンはイージーライダーズというフォークグループを結成し、その当時のフォークブームの黎明期に活躍しております。

モダンフォーク・ブームの中では、様々な民謡を今風に歌うという活動が盛んに行われておりまして、テリー・ギルキーソンはある日、とあるバハマ民謡を取り上げる事にしました。
折しもバナナ・ボートで代表される「カリプソ」というトロピカルなサウンドがブームになっており、そのバハマ民謡をカリプソのサウンドに仕立てて発表した曲が「マリアンヌ」です。

この曲は、明るく軽快でしかも楽しい曲調だからでしょうか、当時は幅広い世代に受け入れられておりまして、男性4人組のコーラスプループ「ヒルトッパーズ」もレコーディングして発表しましたが、たちまちヒットしましておなじみの曲となっています。

この曲はそれ以降、いくつかのカバーを生んでいますが、日本でもおなじみになったのは、'59年にデビューしてたちまち人気フォーク・グループとなったブラザーズ・フォアのバージョンでしょう。


「マリアンヌ」~オリジナル音源より


「P.S. I Love You」~オリジナル音源、ビートルズとは同名異曲です。古き良きアメリカのスタンダードの雰囲気ですね。


「From The Vine Came The Grape」~オリジナル音源より



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「カリプソ」というトロピカルな音楽は、カリブ海に浮かぶトリニダード・トバゴ島を起源として生まれ、ジャマイカを中心にそのサウンドが演奏されておりまして、1950年代の後半から世界的に大流行しています。

そのカリプソを世界に広めた最大の功労者と言えばハリー・ベラフォンテですね。
彼はジャマイカ系アメリカ人として、ニューヨークのハーレムで生まれています。

ハリー・ベラフォンテはアルバム「カリプソ」を1956年にリリースしており、このアルバムはそれと同時に大きな話題となりまして、やがてミリオンセラーを記録しています。
そのアルバムの中でも代表的な曲となったのが「バナナ・ボート」です。

この曲、元々はジャマイカのワークソングで、バナナを船に積む時に歌われた労働歌なのですが、ハリー・ベラフォンテによってカリプソとして取り上げられ、全米でも大ヒット曲となり、やがて世界中で彼の代名詞的な曲となっております。

歌い出しの「デーオー、デーーオー」という所を聞いただけで「ああ、バナナ・ボートだ」と分かる位の個性を持った曲ですね。

それからハリー・ベラフォンテは「さらばジャマイカ」、「マチルダ」、「陽のあたる島」、「カムバック・ライザ」ほか、数多くのカリプソ・ナンバーを立て続けにヒットさせます。


「バナナ・ボート」~マペット・ショーのひとコマ


「さらばジャマイカ」~これもカリプソの代表曲の一つです。


「ママ・ルック・ア・ブーブー」~ナット・キング・コールと一緒に楽しそうに歌っています。


「マチルダ」~これもハリー・ベラフォンテを代表する曲。


「スカーレット・リボン」~子供の事を歌ったとても優しい歌です。



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