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ポップス黄金時代~ Popular Hit Parade ~

1950年代から現代までの、洋楽ポップス・ヒストリーを華やかに彩った偉大なるアーティスト達と、その時代に輝く名曲の数々を辿って参ります。
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ロックンロールの王者、世紀のスーパースター/エルビス・プレスリー。

エルビス・アーロン・プレスリー:1935年生まれ、1977年没。

彼の出現により、'50年代のロックンロールは社会現象にまでなり、やがてアメリカ発の音楽として世界中に広まって行く事になります。

そのきっかけは、1953年にプレスリーがサン・レコードへ行って4ドル払ってアセテート盤を作った事から始まります。
サン・レコードの関係者はそこで彼の才能を感じ、翌年からプレスリーを売り出しますが、1年後には南部ではかなりのローカルヒットを放つ人気スターとなり、それから敏腕マネージャーのトム・パーカー大佐とマネージメント契約を結び、彼の手腕によって遂に大手RCAと契約する事になるのです。

そして1956年にリリースした「ハートブレーク・ホテル」が見事全米No.1となり、それ以降、長年に渡り、アメリカンポップスの王者として君臨して行く事になります。
この「ハートブレーク・ホテル」のシンプルながら迫力満点のプレスリーの歌が新しい時代を切り開いて全米にロックンロールを広めた、という事ですね。

黒人のリズム・&ブルースと白人のカントリー・ウエスタンをミックスした新しい音楽=ロックンロールとは正にエルビス・プレスリーが表現する音楽そのものだった、と言っても過言ではないでしょう。
彼は正にロックンロール誕生と共にそれを背負って立つという、時代の申し子だったのです。

そして、歌いながら体中でロックンロールを表現していたエルビスのボディ・アクションが卑猥だ、青少年に悪影響を与える、という事が当時全米で大きな問題になり、エド・サリバンショー他のTV番組でエルビスの上半身しか写さないという時期もあったのです。

今、その映像を見ると、えっ、この程度で!と驚いてしまいますが、当時はこれで充分に過激すぎるほど過激だったんですね。
またそれがTVを通じて全米のお茶の間に流れたのですから、世の大人達が大騒ぎしたのです。

そう、ロックンロールの普及には当時、かなりの勢いで普及していたTVという新しいメディアの力も、とても大きなものがありました。
中でもエド・サリバンショーに代表される様な、色んなタイプのショー的音楽番組は高い視聴率を獲得していて、各局が特に力を入れて制作していたのですね。

ロックンロールと共に'50年代を怒濤の如く駆け抜けたプレスリーは、'50年代の終り頃から「ラブ・ミー・テンダー」や「ブルー・ハワイ」など数本の映画に出演していましたが、'60年代に入るとトム・パーカーの意向による映画会社との長期契約によってハリウッドの映画の世界が活動の中心となってしまい、人々の前にはほとんど顔を出さなくなります。

そのせいで、'60年代中盤を過ぎる頃には大衆から忘れ去られた感がありましたが、'68年に特番として制作されたTVショーで華々しくカムバックし、それ以降再び精力的にステージをこなして行きます。
カムバック以降は、「エルビス・オン・ステージ」や「エルビス・オン・ツアー」等の記録映画でその様子を見る事が出来ます。

ビートルズがデビューした時には「4人のエルビス」と言われた事もありました。
10代の頃のジョンレノンはエルビスに影響されてロックンロールこそが自分の音楽だ、と思う様になっていますし、やはりプレスリーが世界中のミュージシャンに与えた影響には計り知れないものが有ります。


以下、ごく初期の映像だけご紹介します。

「ハートブレーク・ホテル」(1956)~当時のTVショーより


「ラブ・ミー・テンダー」(1956)~当時のTVショーより


「冷たくしないで」(1956)~当時のTVショーより


「監獄ロック」(1957)~同名映画より、モノクロのオリジナルに後からカラー処理されたもの


「ハウンドドッグ」~下半身の動きが卑猥だと大問題になったTVショーより


「ブルースエードシューズ」~当時のカラーフィルムより


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