オールド・ドゥ・ワップ・コーラスグループの実力派として、ポップ・ヒストリーにしっかりとその名前が刻まれているグループの一つに「コースターズ」がいます。
彼らはエンターテインメント性に長けていて、そのステージングは観客を乗せる、楽しませるのを得意としていましたから、ライブ・ステージを見ると思わず「カッコイイ!」と叫びたくなるのです。
楽曲が作られる時からすでにステージングを意識してプロデュースされていたのではないか、と思われるくらい、彼らのレパートリーはエンターテインメントに徹した作り方がなされているのが分かります。
ですから彼らは1956年のデビューからたちまち人気コーラスグループとなり、ヒット曲を連発していました。
その中でも1959年のノベルティ・ソング「チャーリー・ブラウン」のビッグ・ヒットは、コースターズをトップグループに押し上げています。
それ以降、かのエルビス・プレスリーもコースターズのナンバーをいくつかカバーしていましたし、ビートルズの有名なデッカ・オーディションでも彼らの「スリー・クール・キャッツ」をカバーしています。
コースターズは他に、「サーチン」、「ヤケティ・ヤック」、「ポイズン・アイビー」、「ヤング・ブラッド」など、数多くのヒット曲を残しています。
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「チャーリー・ブラウン」~オリジナル音源
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「チャーリー・ブラウン」~最近のTVショーより
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「ヤケティ・ヤック」~オリジナル音源
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「Along Came Jones」~当時のモノクロTV映像
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「ポイズン・アイビー」~最近のTVショーより
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